航空アライアンスを効果的に活用して便利に海外旅行

格安航空券を探していると、アライアンスという言葉を目にすることがあると思います。
アライアンスは、日本語で「連合」や「提携」を意味しますが、その意味の通り、航空会社が運航面やサービス面などで連携を組んでいる集合体を意味します。
現在、世界の主要なアライアンスは「スターアライアンス」「スカイチーム」「ワンワールド」の3つがあります。この3大アライアンスは、2000年頃までに連携が組まれ、その後世界中のほとんどの大手航空会社が加盟していきました。
1.スターアライアンス(Star Alliance)
~1997年5月設立~
ANA、ユナイテッド航空、ルフトハンザ ドイツ航空、タイ国際航空、シンガポール航空、南アフリカ航空など28社が所属しています。
2.スカイチーム(Skyteam)
~2000年6月設立~
アエロメヒコ、エールフランス、チャイナエアライン、デルタ航空、大韓航空、ベトナム航空、KLMオランダ航空などが加盟する、現在世界第一位のアライアンスです。
3.ワンワールド(oneworld)
~1999年2月設立~
日本航空、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック、フィンランド航空、マレーシア航空、スリランカ航空など、世界有数の航空会社によって構成されています。
航空会社にもよって扱いが異なりますが、同じアライアンス内で、マイレージサービスや乗り換えサービスを受けることができます。以前は、航空会社ごとにマイレージをためましたが、アライアンスが作られた後は、同じアライアンスであれば、マイル加算することができるようになりました。格安航空券で旅行をする場合、毎回異なる航空会社を利用することはよくあるので、マイレージを貯めにくかったと思います。
最近は、格安航空券を探すときに、アライアンスから探す人も増えています。
当社のサイトで海外格安航空券を検索する際も、「検索条件を追加」をクリックすると、アライアンスを選択できますので、是非お試しください。
また、上級会員になると、空席待ち、チェックイン、搭乗などの面で優遇が受けられたり、各航空会社の空港ラウンジを利用することが可能になったりと、様々なメリットがあります。
ちなみに、LCCのような格安航空会社によるアライアンスもあります。
バリューアライアンス(Value Alliance)
~2016年5月設立~
アジア太平洋地域の格安航空会社によって設立されました。
フィリピンのセブパシフィック航空、セブゴー、韓国のチェジュ航空、タイのノックエア、ノックスクート、シンガポールのスクートなどが現在の加盟航空会社です。
日本人観光客にも人気の渡航先の航空会社なので、ご利用されたことのある方も多いのではないでしょうか。